【育て方】エケベリア

エケベリアの育て方と種類

多肉植物ブームを牽引していると言っても過言ではないエケベリア!
その魅力は何と言ってもロゼット状の美しい葉と、色とりどりの鮮やかな紅葉。
現在は様々な交配種が個人でも作られている程で、とても多くの品種が流通しています。
今回はそんなエケベリアの基本的な育て方と、普及種を幾つか紹介いたします。

基本データ

エケベリアはメキシコ等の中南米に原種が自生する多肉植物です。
気温の高い地域に自生しているので高温に強いですが、日本では湿度が高く蒸れてしまう為夏の暑さは苦手で、主に春と秋に成長します。
しかし見所は何と言っても冬の紅葉期。春〜秋にしっかりと締まった株へと成長させ、冬に水を切って紅葉させれば見事な美しい株になるでしょう。
また、エケベリアはとても多くの品種が流通している事も魅力で、サイズも様々です。
ぜひ自分のお気に入りの品種を見つけて育ててみて下さい。

科/属 ベンケイソウ科/エケベリア属
学名 Echeveria
原産地 メキシコ 中南米など
難易度 ★★

育て方のポイント

  日当り・置き場所

品種によって育て方が異なりますが、多肉植物の中では平均的に日光を好む植物です。
秋〜春にかけてたっぷりと光を当ててあげる事で、引き締まった綺麗な株に成長します。
夏は他の多肉と同じく直射日光は厳禁です。
特に夏の高温で蒸れやすい品種も多いので、梅雨以降は半日陰のなるべく涼しい場所で育てると良いでしょう。
また室内などの風通しの悪い場所も病害虫が付きやすくなるので冬以外はオススメ出来ません。

生育適温は5℃〜25℃位です。
氷点下まで耐える品種もありますが、霜に当たると葉が焼けてしまう事も多く、冬は霜よけをした方が良いです。
品種によっては10℃程度までしか耐えられない品種もありますので、夜間などは特に気をつけましょう。

  水やり

水やりも平均的な量を好みます。
しかし多くあげすぎると綺麗なロゼットが間伸びしてしまうので、控えめにした方が綺麗に育ちます。
春や秋などの成長期は週に1〜2回位、土が乾いてから2〜3日後位に与えると良いでしょう。
水が少ないと外側の葉からシワシワになってくるので、そうなる前かシワシワになり始めてから与えても大丈夫です。

夏は特に蒸れやすい時期です。
6月頃から徐々に水を減らし始め、7〜8月は水を切って暑さをしのぎます。
涼しい日の午前中や夕方にあげても良いですが、翌日まで土に水が残ると蒸れてしまう恐れもあるので、翌日の気温にも注意が必要です。

冬も夏と同じく1〜2月は完全に水を切りますが、日光にはたっぷり当ててあげる事で綺麗に紅葉します。
水を与えすぎると紅葉が薄くなるので、12月から水やりを控えめにすると綺麗な色になるでしょう。

  植え替え

植え替えは休眠している夏を冬を避ければ、いつでも行う事が可能です。
特に春(3月頃)に植え替えてあげると、夏までにしっかりと根を張るので夏越ししやすくなります。

方法は、まず根に付いている土を優しく落とします。
伸び過ぎた根はカットしてあげる事で新しい根が生えてきやすくなります。
しかしカットした後は、2〜3日日陰で傷口を乾かして下さい。
多肉植物の根は細菌に弱いので、傷口が濡れていたりするとそこから腐ってしまう恐れがあります。
根を乾かした後は、通常通り水はけの良い新しい土で植え替えます。
水やりは植え替え後1週間程度経ってから、鉢底から泥水が抜ける位たっぷりとあげて下さい。

エケベリアの植え替えに。
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  肥料

基本的に肥料は無くても育ちますが、より元気に大きくしたい時などは与えると良いでしょう。
しかし紅葉期に肥料が効いてると色が出にくくなってしまいます。
なので与える場合は植え替えを行う3月頃に緩行性の肥料を当たると、ちょうど紅葉時期に肥料が切れてくれます。
または即効性の液肥を成長期の3〜6月、9〜10月に与えても効果的です。

  増やし方

エケベリアは様々な方法で増やす事が出来ます。
特に簡単で大量に増やす事が出来るのは“葉挿し”です。
茎から丁寧に外した葉をそのまま土の上に載せておくだけで新しい根が生えてき、新たな株として成長します。

ただ葉挿しは大量に増やせますが、成長スピートは遅いので早く増やしたい場合は“胴切り”がオススメです。

胴切りは育てているエケベリアの中心の茎を、葉を数枚残したまま切り取る方法です。
切り取った下の茎は、既に根付いているので早いスピードで子株が出てきて成長します。
また上の茎は、しばらく乾かしておくと根が生えてくるのでそのまま土に挿して育てられます。

また他にも、自家交配・採取した種から育てる方法や、花芽の茎や葉を挿しても増やす事が可能です。
品種によっては良く子吹く品種もあるので、子株を切り離して新しく育てたり等、様々な方法で増やせます。

  病害虫

エケベリアで特に気をつけないといけない病害虫はカイガラムシとアブラムシです。
共に春から秋の成長期に付きやすい害虫です。

これらはいつの間にか付いていて、葉の養分を吸ってしまうので早めに退治しないと汚くなってしまうか、最悪枯れてしまいます。
退治するには下のオルトランDXが最も使いやすく一般的です。

オルトランDXは土にパラパラと撒けば植物がその成分を吸収し、さらに虫が植物から吸収する事で殺虫出来る、浸透移行性の殺虫剤です。
なので即効性は無いのですが、その植物に群がる虫はほぼ確実に退治する事が出来る優れた殺虫剤なのです。(ただし適用外の害虫や耐性の付いてしまった害虫には効きません。)
効果も植物に残り1ヶ月程度持続してくれるので予防効果もあり、発生時期に合わせて散布する事で特に効果的に使用する事が出来ます。

エケベリアや他の多肉植物を育てているなら是非1本常備しておきたい薬剤です。

エケベリアの種類

多肉植物の中でも特に品種の多いエケベリア。
その中から一部を写真と一緒にご紹介いたします。

  グリムワン/エイグリーンワン


普段は淡い色のパステルグリーンですが、紅葉したピンク色はエケベリア1のピンクと言うくらい鮮やかです。

  桃太郎/チワワリンゼ


エケベリアの中でも特に人気の高い桃太郎。
チワワエンシスとリンゼアナの交配種で、尖った真っ赤な爪が綺麗です。

  バイオレットクイーン


名前の通りの紫色が特徴のバイオレットクイーン。
エレガンス系の交配種で半透明になっている葉のフチも綺麗です。
すみれ牡丹とは同種と言われる事もありますが、詳細は不明です・・・

  ファンクイーン


パステルグリーンが綺麗なファンクイーン。
紅葉すると葉先がほんのりピンク色になります。幅広な葉が花びらの様で可愛いらしいです。

  花うらら/プリドニス


良く見かけるエケベリアで比較的安価に売られています。
肉厚な葉と紅葉した赤いフチ取りが綺麗です。

  静夜/デレンベルギー


比較的小型のエケベリアです。
とても良く子吹きし、形が崩れてしまう事も多い為、植え替えの際はしっかりと株分けをすると良いです。

  女雛


小型のエケベリアで、2cm位の小さな葉がびっしりと密集しロゼットを形成します。
葉の形が綺麗で紅葉した姿は本当の花のようにも見えます。

  レティジア


ライムグリーンとマジックで塗った様な赤が特徴のエケベリアです。
特に紅葉時に全体が真っ赤に染まり、とても目を惹く存在です。

  七福神


とても丈夫で、環境が良ければ露地植え等でも育ちます。
暖かい地域では自生している姿も時々見かける、比較的大きく育つエケベリアです。

  コロラータ


交配親としてもよく使われる品種でピンクの紅葉と、赤い爪が特徴的です。
写真は原種コロラータと言う基本品種らしい。

  ブルーバード


赤くなる爪も綺麗ですが、名前の通りの青っぽい肌が特徴のエケベリア。
葉が白い粉に覆われているので、指等で触れるとハゲてしまいます。

  チワワエンシス ‘ルビーブラッシュ’


チワワエンシスの選抜品種’ルビーブラッシュ’。
通常の物と比べ特に赤が強く出て分頭なども少ないようです。

  アガボイデス ‘レディースフィンガー’


エケベリアの中でも特に赤が鮮やかなレディースフィンガー。
紅葉時期には全体的に真っ赤に紅葉して綺麗です。

以上です。

紹介は好みのせいか爪系の物が多くなってしまいましたが、他にも本当に様々な品種が流通しています。

当店でも紹介している物以外にも多数ご用意していますので、是非一度ご覧下さいm(__)m

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